むつざわだより

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昔にタイムスリップできる喫茶店「喫茶 匠」

昔にタイムスリップできる喫茶店「喫茶 匠」

こんにちは、未来ラボのhiroです。

8月に入りお盆も近くなってきましたが、今年は気軽に帰省できない状況がまだ続きそうですね。私も実家が宮城県と遠方で帰省できずにいるのですが、そんなときの心の拠り所となっている「喫茶 匠」さんを今日はご紹介します。

「喫茶 匠」さんを切り盛りしているご夫婦は、30年前に東京の下町から睦沢町に移住されました。
移住にあたっては、移住者のバイブル「田舎暮らし」の本を読み、山梨の山奥など色々な場所を探したそうです。なぜ、睦沢町に移住を決めたのでしょう?
温暖な気候と平地なのに星空が山間部のように素晴らしく、水田の周りには蛍が飛び交い、そして空気が綺麗で、外灯が少ないからこそ夜の星空が物凄く美しかったことが決め手だったそうです。
そういえば、私が睦沢町に嫁いできた26年前も、まだ睦沢町には外灯があまりなく、夜の8時過ぎに隣の家に回覧板を持っていってくれと言われた時は、暗すぎてどうしようかと思ったものでした。

移住後しばらく会社勤めをされた後、一念発起して基礎からログハウスをセルフビルドし、2002年に喫茶匠をオープンさせました。
匠さんは、睦沢町の記念すべき第一号の喫茶店。
実家が喫茶店だった私は、嬉しくてすぐに伺ったことを覚えています。マスターや奥さまが仕事の話を聞いてくれたり、世間話をしたり、とても優しくて、オープンからかれこれもう18年通っています。

ケーキは奥さま担当。どれも美味しいですが、中でも、ケーキセットのプリンは昔懐かしいお母さんが作ってくれたような、手作り感満載の、素朴で飾らない味が大好きです。
最近はプラスチックのストローを廃止し、環境破壊防止のため紙のストローを使用しています。そういった細やかな気遣いも、私がファンでい続ける理由です。

ご主人は多彩な技術をお持ちです。木工からそば打ち、コーヒー豆の焙煎まで、色々ご自身でできてしまいます。
お店の入り口の郵便ポストも手づくり。ご友人から伐採された木をもらってご主人がチェーンソーで製作されたそうです。ご自宅の郵便受けとして機能しているのは勿論なのですが、一度、近所の方が本当の郵便ポストと勘違いして、切手を貼った郵便物を投函してしまったこともあったとか。その際どうしたのか尋ねたところ、本当の郵便ポストに投函して差し上げたそうです。そんな心優しいところも私が足しげく通う理由です。

そんな心温まる喫茶匠さんは、1人カフェを楽しめる喫茶店でもあります。
三密を避けつつゆったりコーヒータイムを楽しみたいときに、ぜひ足を運んでみてください。

●喫茶 匠
千葉県長生郡睦沢町上之郷1644-10
0475-44-2164
営業時間:10:00〜18:00(月曜・第3火曜定休)

hiromi IIDUKA

hiromi IIDUKA
職業:一般社団法人Hiro Dance Troupe代表理事/ダンス教育指導士/コレオグラファー

宮城県出身。睦沢町を中心に学校教育の場でダンスの指導をしたり、近隣の市町村のイベントでパフォーマンスをしています。睦沢町健幸のまちづくり実行委員として、ウォーキングマップの制作や、ウォーキング大会のストレッチなども担当しています。