むつざわだより

未来ラボメンバーが、むつざわで見つけた
面白いもの、楽しいことをお届けします。

むつざわでパッションフルーツ!?

むつざわでパッションフルーツ!?

こんにちは、未来ラボのかおりです。
ずいぶん前に、睦沢町にバナナ農園があるんです!というコラムを書きました。
バナナの生産地といえば熱帯や亜熱帯地域。ビニールハウスの中で、とはいえ、むつざわでもバナナが育つんだ!と驚いた覚えがあります。

そしてそして。時代は令和になって。

今度はパッションフルーツとパパイヤの栽培にチャレンジしている方たちが現われました!
「睦沢サブトロピカルビレッジ」、通称「睦サト村(むつさとむら)」の皆さんです。
※サブトロピカルは「亜熱帯」という意味

パッションフルーツの栽培に興味をもった児玉さん(写真後列左)が声を掛け、集まった10人で、去年から活動しています。

去年は植木鉢で育て、とてもうまく育てられたとのことで、今年から上市場のあおば農園さんのビニールハウスを借りて、本格的な栽培にチャレンジをすることにしたそうです。ビニールハウスの中はきれいに2区画に分かれていて、左半分に定植したばかりのパパイヤの苗が、右半分は栽培中のパッションフルーツが植わっています。


南国のフルーツとあって、ビニールハウスの中は温かく、取材にうかがった日は外は雨で寒かったのですが、皆さん汗をかきながら作業されていました。

雑草を取ったり、芽かきをしたり

伸びたつるを誘引します

鹿児島(収穫量日本一)まで視察に行き、パッションフルーツの農家さんから直接アドバイスをもらったり相談をしながら育てているそうです。
その甲斐あってか、去年から植木鉢で育てている株には、たくさんの実がなっていました!

児玉さんがパッションフルーツの花を探しながら、名前の由来を教えてくださいました。
イエスキリストが十字架にかけられた姿に見えるから「キリストの受難=パッション」と呼ばれているんだとか。パッションは情熱ではないんだそうです!
残念ながら、開花しそうなつぼみはあったものの、花は見られず、、、

その代わり、色づいている実を発見!

もしかしたら、もう食べられるかも?と食いしん坊根性を出して児玉さんに聞いてみると。
色が変わっただけでは、まだ食べ頃じゃないんだそうです。これまた残念、、、

果実が自然に落下すると、完熟したサインだそうですが、その時点ではまだ酸味が強いそうで、さらにそこから追熟して皮がシワシワになるまで待つと、酸味が和らいで甘みが増すんだとか。食べ頃まではまだ時間がかかりそうです(笑)

ちなみに、、、パッションフルーツにはビタミンCやビタミンB群、βカロテンやカリウム、葉酸などなど、豊富な栄養が含まれています。特に種には、ピセアタンノールというアンチエイジング効果のある成分がたくさん含まれていて、パッションフルーツシードはスーパーフードとして密かな人気なんですよ!

植木鉢でここまで育つのだから、ビニールハウスの地植えした苗は期待大。8月頃にはたくさんの収穫が期待できそうです。
アイスクリームやジャム、ピューレなど、これからいろいろと試作をし、9月に新しくオープンする道の駅へ加工品を出荷をしたいと考えているそうです。どんな加工品ができるのか、楽しみです!
苗も出荷予定にしているそうで、順調に育っていました。

花を鑑賞した後、美味しい実を食べられるし、植木鉢でも育つそうですから、新しい道の駅で苗をみかけたら、ぜひパッションフルーツの栽培に挑戦してみてください^^

* * *

取材から帰った後、花が咲いたよ!とメールをいただきました。

形といい色といい、まさに自然がおりなす造形美。神秘的なお花です。パッションフルーツの花はとてもユニークな形で時計の文字盤に似ていることからトケイソウともいわれているんだそうです。

kaori KOBAYASHI

kaori KOBAYASHI
職業:マーケティングストラテジスト(東京)/カフェ経営(睦沢)

東京都出身。睦沢町大谷木にある「里山カフェ&ゲストハウス sou」オーナー。週末は睦沢でカフェを営業しながら自然と寄り添う生活を、平日は東京でデジタルな仕事をこなす「二地域居住」を実践しています。