むつざわだより

未来ラボメンバーが、むつざわで見つけた
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海が望める平安後期の山城_高藤山城趾

海が望める平安後期の山城_高藤山城趾

秋の長雨もようやくおさまり、トレッキングに最適な良いお天気が続いている睦沢町。今回は、一宮町との町境にある、平安後期に栄えた上総介広常(かずさのすけひろつね)の居城の趾を紹介します。山城の南西にある妙勝寺(睦沢町岩井)が、城への正門だと言われています。上の写真の左下に映るのが妙勝寺で、山の尾根づたいに城趾が残っています。岩井側から見ると、連なる山がちょうど城壁のようにこの地区を囲っています。この尾根づたいが、睦沢町と一宮町の町境にあたり、現在は、一宮町側から細い山道が整備されていて、登ることができます。
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標高約80メートル程で、急な坂道を10分くらい登った所が山頂です。山の地形を生かしたと思われる土塁趾と石碑が残され、桜が植えられています。
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平安後期に、上総・下総(現在の千葉県)を治めていた上総介広常は、当時、東国最大の勢力で、平氏政権を打倒した、源頼朝挙兵の成功に大いに貢献したと言われています。しかし、その大きな勢力を恐れた源頼朝は、広常が謀反を企てたとして謀殺し、上総氏は所領を没収されます。その後、謀反の疑いは晴れますが、所領は千葉氏や三浦氏に分配されてしまいました。(出典:wiki
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お天気が良ければ、遠くに海を見ることができ、晴れた日のお散歩にオススメです。昔の人もここから町の様子を伺っていたのでしょうか。

高藤山登り口
入り口は、親谷池と一宮聖苑を結ぶ道の途中、ナシ園の脇にあります。

注意※今年の長雨のためか、所々斜面が崩れています。急な登り道も多く、滑りやすくなっています。登るのは天気の良い明るい時間に限り、滑りにくい靴を履いて、くれぐれも注意を怠らないでください。

kazuko TOMOYORI

kazuko TOMOYORI
職業:プランナー/デザイナー/エディター

大阪府出身。食と住環境をデザインする会社、トランローグ・アソシエイツ(東京八丁堀)クリエイティブディレクター。睦沢町にあるサテライトオフィスと東京を行き来して、テレワークスタイルで仕事をしています。