むつざわだより

未来ラボメンバーが、むつざわで見つけた
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竹林セラピーの拠点づくりを目指す「サルタバレー」

竹林セラピーの拠点づくりを目指す「サルタバレー」

梅雨の晴れ間の6 月初め、睦沢町寺崎にできた「サルタバレー」の竹ガールズ&ボーイズを訪ねました。
町営のキャンプ場「やすらぎの森」に向かって右へ道路を入っていくと、夫婦堰と呼ばれている2つの大きな堰があります。そのほとりに建つのが、今年完成したばかりの「サルタバレー」の作業小屋。湖畔にピッタリな素敵な建物です。外壁は、ワークショップを主催し、自分たちで塗装。中には、ベッドやキッチンが造り付けてあります。内装は、これからメンバーで、少しずつ仕上げていく計画です。

夏には、沢山のハスの花が広がる、夫婦堰を望む。

敷地の奥へ入っていくと、見渡す先には、清々しい竹林が広がっています。ここも当初は、鬱蒼と荒廃した竹林だったそうですが、竹ガールズ&ボーイズの仲間で、少しづつ伐採して3 年。その甲斐あって、竹林から堰を望むと、湖畔のリゾートに来た気分が味わえるまでに整備が進んでいます。

プロデューサーの島田さん(シマちゃん:右)東京都在住と、アートディレクターの石坂さん(ノッシー:左)千葉県在住。

ここサルタバレーのリーダーは、シマちゃんとノッシーの女性二人組です。
「どうしてこの活動を?」と尋ねると
「この竹林の清々しいパワーは、都市で疲れた人たちの心を癒して、あげられると思うんです。実際に、私たちもここに通い、伐採したりする活動で、元気になって、町へ戻っていけます。竹林セラピーの力を実感しています。」と話すお二人。
確かに見上げた竹林が伸びる様子は、心洗われるとても気持ちの良い光景です。

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この日は、「タケノコ狩り&かまど焼き体験」が開催されました。サルタバレーの竹林で、タケノコ(マダケ)狩りを行い、採れたてのタケノコを完成したばかりのピザ釜で、焼きたてをいただきます。ランチで使うコップやお皿も、竹を切って創作。大地の恵み、旬のタケノコを味わいつくすワークショップです。

手作りの竃で、採れたてを焼きタケノコに。

竹の器で、焼きタケノコとタケノコの茶碗蒸し。

ピザ釜もワークショップで手作り。

タケノコがトッピングされた、とっても美味しい焼きたてのピザとタケノコのピクルス。

一緒に竹林を整備する竹ガール、竹ボーイの皆さん。

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竹は、成長スピードがとっても早く、1 日で、1メートルも伸びることもあると言われています。
地上部を伐採しても、地下茎が広がって、生息域を拡大するため、定期的な手入れが必要で、とても根気のいる作業です。しかし竹は、建材や竹細工の材料、竹炭などの燃料など、昔から様々なものに利用されて、里山の暮らしには、欠かせない素材でもありました。
今後、サルタバレーでは、竹林に滞在し、竹ドームや竹アートなどの創作活動を行うワークショップを計画中。竹ガールズ&ボーイズの皆さんなら、竹を利用した、新しいむつざわの魅力を引き出してくれることと期待が膨らみます。

里山で体を動かして、癒されたい方は、ぜひ参加してみては、いかがですか?

夫婦堰を象ったロゴマーク。

今後のワークショップの予定、お問い合わせは
サルタバレーHP: sarutavalley.jimdo.com

kazuko TOMOYORI

kazuko TOMOYORI
職業:プランナー/デザイナー/エディター

大阪府出身。食と住環境をデザインする会社、トランローグ・アソシエイツ(東京八丁堀)クリエイティブディレクター。睦沢町にあるサテライトオフィスと東京を行き来して、テレワークスタイルで仕事をしています。