むつざわだより

未来ラボメンバーが、むつざわで見つけた
面白いもの、楽しいことをお届けします。

自然と寄り添った豊かな暮らし

自然と寄り添った豊かな暮らし

むつざわには里山の自然と寄り添った豊かな暮らしがあります。
そんな暮らしをされているMさんのご自宅に未来ラボメンバー数名でおじゃましてきました!

* * *

約束したのは朝10時。
おじゃまして早々、食卓には10時のおやつ♡

豊かな暮らし
ランチョンマットの代わりにヤツデの葉、箸置きにはサンキライ。
自家製の干し柿と干しいもの下には紅葉した山イチジクの葉・・・

素敵すぎる!!
季節を感じるしつらえに感激した一同でした。

実はちょっと苦手な柿でしたが、口に入れてびっくり。
柿独特のトローンとした食感がなく、ねっとりもっちりしていて濃厚でジャムのように甘く、とても美味しかったです!
生で食べるとあんなに渋い渋柿が、なんでこんなに甘くなるのか・・・おひさまの力はすごいですね。

豊かな暮らし
おやつの後は裏の畑の見学をさせていただきました。
これはキウイの木。今は季節が過ぎてしまったのでさみしい雰囲気ですが、とてもたくさんの実をつけるそうです。キウイもぎも楽しそう。
たくさん穫れたらジャムにしたりキウイシロップをつくったりしてみたいなー。

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お手入れの行き届いた畑には、野菜がたくさん!
水菜やネギ、青梗菜など、いろんな野菜が植えられていました。
食べきれないほどたくさん収穫できるそうです。
見たことがない、紫色の茎の野菜も植えられていました。

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その横には、なにやら怪しい穴が・・・
これは、温度や湿度を一定に保ってくれる、天然の室(ムロ)。
こちらのお宅はその昔、酒屋さんで、この室を貯蔵庫として使っていたそうです。

豊かな暮らし
中に入ってみると、周り一面、きれいに手彫りで石が削られていました。
上にある穴は排気口で、この室を使っていた頃は定期的に燻煙して殺虫消毒していたそうです。
自然の力を使う、昔の人の知恵には頭が下がります。

豊かな暮らし
その奥はしいたけの栽培エリア。
裏山からほだ木になる木を切って下ろしてくるそうです。
里山の暮らしには、たくましさも必要です(笑)
ちょうど季節柄、つやつやのしいたけがたくさん生えていたので、しいたけ狩りを体験させてもらいました!
収穫時のしいたけを探してハサミでチョキン!これだけでも楽しいです♪

豊かな暮らし
さらにその奥、一段あがると梅のエリア。
段々の土地はそれぞれ別の使い方をされていて、土地を有効活用されています。
こちらもやはりお手入れが行き届いていて、梅の季節に来たら梅でお花見ができそう~!とみんなで想像して盛り上がりました。

豊かな暮らし
その後は家の周りをちょっとおさんぽ。
のどかな田園風景が広がり、周りの山は紅葉する木もちらほらありました。

豊かな暮らし
一歩きしたら、昼食タイム。
とっても色鮮やかな、食卓。
見ただけでワクワク楽しくなってきます。

豊かな暮らし
サラダにはエディブルフラワーのキンレンカと菜の花が、大根ステーキにはもみじが添えられていました。お花ももちろん庭で育てた無農薬のお花です。
しいたけはシンプルにソテーで。かぼすを絞っていただきます。ぷりぷりの食感で美味しい♡
ごま和えは紅苔菜という野菜(畑で見た紫色の茎の野菜がこれでした!)で、菜の花の仲間だそうですが、苦味はなく、アスパラのような甘みのあるお野菜でした。
こういうめずらしいお野菜をいただけるのも、嬉しいです。美味しいことが分かったので、今度、直売所などで見つけたら、迷わず買えます!
野菜の旨みたっぷりのけんちん汁も温まったし、黒豆ごはんもお豆たっぷりで美味しかったー!
キレイに盛りつけられたフルーツヨーグルトまで。
カラダに優しい里山ごはんのフルコース。ごちそうさまでした!

獲れたてのお野菜を、シンプルに味わう優しいごはんはカラダもココロも温かくしてくれました。人のカラダは食べたもので出来てるから、こんなご飯を毎日食べていたら、優しくなれそうです。
むつざわの人々が優しいのは、自然の恵みのごはんを食べているからかしら。

豊かな暮らし
おなかいっぱいになったところで、裏の竹林へ。
とっても手入れが行き届いていて、散策にぴったり。たけのこも獲れるそうです。それも楽しそう!
見上げると竹の葉っぱがキラキラ輝いていて、見惚れてしまいます。
空気も澄んでいて、思わず深呼吸したくなる竹林でした。

豊かな暮らし
帰り際にはこんなにたくさん、収穫したお野菜や果物をおすそわけいただきました。
お料理の方法も教えてもらったので、さっそくおうちに帰って作ってみたいと思います!
お世話になったMさん、ご家族の皆さん、ありがとうございました。

* * *

田舎暮らしというとスローライフとよく言われますが、そんな言葉とはほど遠く、里山らしい暮らしを維持するのはとても労力がいることです。でも、そんなことを感じさせないくらい生き生きとしていらっしゃるMさんの姿がとても印象的でした。

特別なものがあるわけではないけれど、ちょっとした身近なことが幸せに感じられる、ある意味とてもぜいたくな暮らしが里山にはあります。
都会で暮らす皆さんにも、少しでもこの暮らしを体験してもらえたら、新しい発見があるのではないかな、と思います。

未来ラボが音頭をとって、近いうちに収穫体験とほっこりごはんで里山の暮らしを体験できるツアーを開催したいです。

* * *

さっそくおうちに帰ってゆず酢を作りました。
作り方は簡単。
ゆずの果汁と同量の酢を混ぜるだけです。1年ほど日持ちするそうです。
これをいつものドレッシングの酢に変えて作るだけ。

豊かな暮らし

里山カフェsouでいつも出しているドレッシングをゆず酢に置き換えたレシピをご紹介しますので、ゆずを手に入れたら、ぜひ試してみてください。

・ゆず酢…30cc(ゆず1個分の果汁15cc+米酢15cc)
・はちみつ…20g(大さじ1くらい)
・塩…5g(小さじ1)
・こしょう少々
・オリーブオイル…20g(大さじ1.5くらい)
材料を瓶などに入れて振ってよく混ぜるだけです。

kaori KOBAYASHI

kaori KOBAYASHI
職業:マーケティングストラテジスト(東京)/カフェ経営(睦沢)

東京都出身。睦沢町大谷木にある「里山カフェ&ゲストハウス sou」オーナー。週末は睦沢でカフェを営業しながら自然と寄り添う生活を、平日は東京でデジタルな仕事をこなす「二地域居住」を実践しています。